「坂の上」より

 佐高信・小森陽一著「誰が憲法を壊したのか」を読んだ。
憲法のくだりより、漱石の批判精神やユーモアについて触れていたのがおもしろかった。
 子規については、子規の死後、母親が亡骸を抱きながら
「もう一遍痛いというておみ」
 と言ったエピソードなどが紹介されていた。
 こんないい話がたくさんあるのに…
それにくらべ、行政が繰り返す「坂の上の雲」の薄っぺらいことよ。
 もったいない!

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