二の腕のたるみと歴史認識

 たまにはかわいいのを着てみようと、お気に入りのTシャツを今年も引っ張り出してきた。
腕を通すと、肩の当たりがキッツキツだ。ラグラン袖が脇に食い込む。あちゃー・・・。
よく雑誌なんかに
「女の子はちょっとポッチャリしてるくらいの方がいい」
 とあるが、若い頃は、そんなのはデブの言い訳だと、
自分を厳しく律していた。
 最近、ゴローに
「女の子はポッチャリしてるくらいの方がいいよね?」
 と質問してみた。
 すると、
「『女の子』ならな」と冷ややかに返された。
やっぱ、ダメか。
 余裕のあるときは自分に厳しくいられるのに、
ダメになりだすと甘くなって自分に都合のいい解釈をする。
おっ!これってアレじゃん。歴史修正主義の人みたいやんか。
「あの時代はそれが当たり前だった。歴史を今の価値で判断してはいけない」と言う人たちへ。
やっぱ、今の価値で歴史を未来にどう活かすかが問われているのではないの?
 たるんだ二の腕をつまんで思った。

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