「ポケモンGO」のニュースが続く。
ゲームにまったく興味がないけど、
「ポケモン」といえば、姪っ子クミコを思い出す。
姉ちゃんが神戸の実家帰ってくると、赤ちゃんだったクミコは、
ことあるたびにかんしゃくを起こし、みんなをほとほと困らせた。
ある時、ばあちゃん(母)が名案を思い付いた。
クミコの大好きなポケモンのタオルケットを用意しておいたのだ。
クミコがいつも通りピーピーぐずり始めると、
母はここぞとばかりタオルケットを取り出した。
「ホレ、クミコの大好きな『ピカドン』だよ!」
なにか違う!?とみんな首をかしげつつも、
とりあえず機嫌を直したクミコに家族一同、
ホッとしたのを覚えている。
子供用のタオルケットは、使い手がいなくなって押し入れに眠ったまま。
クミコはアラサー女子になった。
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