実家に帰ったら、ちょうどテレビで「あさが来た」の最終回を放映していた。
女学生(OG?)たちに囲まれ、
丘の上でおばあさんになったヒロインがお説教。
「昔が良かったとは言いまへん。せやけど世の中は良くなったんやろか。
新聞は人の悪口ばかり。悪口ばかりでは世の中は良ぉならしまへん。
柔らかい頭と心を持たなあきまへん」
みたいなことを言っていた。
ヒロインのセリフに「反体制」な新聞への批判を盛り込むあたり、
さすが「アベさまのNHK」。
「政府が右と言ってるのに左と言えない」
モミイ会長の心の声が伝わってくるようだ。
だいたい、「やわらかい心を持て」なんて、
「問題があるのは自分の気持ちの持ちよう」みたいな、
あさみたいなパワーエリートの口から出ると、
現状肯定を強制するときの決まり文句になっちゃうってば。
炭鉱労働の描写もあまりにファンシーで、
経営者視線が一貫していた。
こんな朝ドラが大ヒットとは、
自分も人の上に立ちたい(立てる)と思ってる人が多いってコトか。
…ったくヤな世の中だ。
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