日本のシンドラー「杉浦千畝」が
映画公開で再び見直されているようだ。
エルトゥールル号事件を扱った「海難1890」上映も重なり、
「人道的なニッポン人スゴイ!」と気持ちよくなるのはいいけど、
杉浦について言えば、1947年、47歳の時、
訓令違反で外務省をクビになっている。
しかも名誉回復したのは死後から5年経った1991年。
44年もの間、国家国民そろって一人の働き盛りの男を
腫物扱いしたことは心に留めておきたい。
杉浦が称えられるほど居心地が悪いのか、
映画のクレジットに「外務省」の名がない。考え過ぎ?
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