2006年12月末より運用が始まった情報案内板。
松山市駅前や大街道商店街など、市内13カ所に設置されている。
端末から観光やイベント、企業広告など官民の地域情報を発信している。
市・総務省・経済産業省・国土交通省・県・県警・NTT西日本・日本道路公団、NTTドコモ㈱がプロジェクトチームを組織。
地域再生支援措置により縦割り行政を廃し、官民が一体となり事業推進に当たった。国交省のまちづくり交付金や合併特例債を活用。
システム開発費6000万円(平成17年度)。設置費2億6千万円(平成18年度)、年間維持費3000万円。
デザインは明治の車掌帽をイメージ。「監視カメラ」も付いてます。
「監視カメラ」について松山市役所産業経済部産業政策課にたずねる。
「カメラはどこを撮っているんですか」
「端末がいたずらされないように、あとでわかるように操作する人を撮っています」
「顔もわかるんですか」
「はっきりとはわかるようには映りませんが」
「でも『いたずらされたときあとでわかるよう』にするなら顔は映るんですよね?」
「まぁ、上から撮りますので頭上からになるので顔はハッキリと映りませんが」
「市民の要望があれば防犯カメラとして全方向撮影するという可能性はありますか」
「今のところ目的外での使用予定ありません。」
とのこと。
この情報案内板が産業経済委員会で決まったときには「カメラ」の機能はなかった。
デザインが決まったときもカメラはなかった。
おととし設置してはじめてカメラが付いているのに気づいた。
しかも「防犯」ではなく「監視」とはっきりうたっているのにはおどろいた。
要望さえあればカメラの角度なんていつでも変えられることに、もっと注意深くあっていいのでは。
目次
コメント