京都からのお客さん。
夕ご飯にワインを飲みすぎ、翌朝二日酔い気味で朝市に出かけた。
いつもの魚屋のおばちゃんに、
「ねえちゃん、顔白いぞ!」と声をかけられた。
「うーん、二日酔いみたい」と言うと、おばちゃんは
「二日酔いけ!?」と、おおげさに反応した。
(ハイハイ、どーせ『二日酔いにはおサカナ』やろ?)
と構えていると、
「二日酔いなら朝風呂がえーぞ」と、
いたって常識的な答えが返ってきた。
今朝、お客さんと待ち合わせで朝市に向かう途中、別の魚屋のおばちゃんに
「ねえちゃん、治ったけ?」と声をかけられた。
なんのことかとキョトンとしてたら、
「二日酔い!」とニヤリ。昨日のやりとりを隣で聞いていたようだ。
「うん、もう大丈夫」と過ぎ去ろうとすると、
ふと、かわはぎの干物が目に入った。
おばちゃんは私の視線を見逃さず、
「安くするよ。もう、これもあげるわ!」と2盛り500円、
私がサイフを開く前から包み始めた。
なんかもう、油断もスキも無いっちゅーか…。
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