でも自衛隊での「研修」は最近珍しくもなくなってきたようだ。
5/24朝日新聞では、広島県の私立翔洋高校では新入生を海田市駐屯地の
「隊内生活体験」に参加させたという。
同校では3年に一度研修内容を変更しており、自衛隊は初めて。
2日間、6時間ずつ男女約200人が参加。
隊列行進や敬礼、体力測定、広報ビデオの視聴、装備見学もあったそうだ。
校長は
「訓練ではなく研修。集団生活のマナーや知識を身につけるため」
と説明。
確かに道ばたに座り込んでダラ~ッっとしている若者を見ると、
「シャキッとせんかいっ!」と思わなくはないが、なにも軍隊へやらんでも。
そのうち「礼儀やマナーを身につけるため」自衛隊で研修して、「国際平和に貢献するため」、まずは「非戦場地域」あたりで「ボランティア活動」、な~んてことになるんやろか。
ってなことを調べているウチに、3/3参詣新聞。
「自然災害など有事の際に使われる自衛隊の機材や装備品を一堂に集めた『OSAKA防衛・防災フェスティバル』が住之江区アジア太平洋トレードセンターで行われた」という記事を発見。
大阪防衛協会青年部会主催で自衛隊の全面協力で初めて実現。
外部の任意団体が自衛隊関連イベントを開くのは全国でも珍しいという。
「会場では装甲車や小型ヘリ、地対空誘導弾など自衛隊の装備30点を展示」って、
「地対空誘導弾」のどこが「防災」に役立つねん!!
とかなんとかゆー私も、実は小学校が管理教育がすさまじく、
廊下は「行進」して歩いたし、運動会の「マスゲーム」はどこかの国みたいだし、
激ヤセするほど厳しかった。
子供会のキャンプで自衛隊に宿泊したときは、夜のレクレーションが
「戦争博物館」での「きもだめし」。
今思えば英霊で「きもだめし」とは、国辱はなはだしいのだが、当時は寛容だったみたい。
「自衛隊」にけっこう親しんだ子ども時代を送ったせいで(?)、「軍事萌え」の気持ちはわからなくない。
(子どもの頃好きなテレビ番組は「日本海海戦」だった。テレビ東京で年末になると特別枠でやっていた)
でもやっぱり私みたいに、所詮アタマも運動神経もパッとしない人間にとって、「自衛隊体験」ってしんどかった。性格もキツくなったし。
だから「軍隊行って鍛え直してこい!」って、「安全地帯」から言う人に口実を与えないようにせんといかんなぁ、と思った。
コメント