5月中旬は四国から2組のお客さん。
アーティストのちーさんは、輪島塗に使う漆専門店につれていくや、その道具の充実ぶりや店主の親切さに感激し、1時間近く店で話し込んでいた。
ついでに近所の職人さんの仕事場を見学させてもらうと、観光の時間などすっかりなくなり、それでも門前の本誓寺と間垣の家並みを見て満足して帰って行った。
定年退職を迎えたパーフォーマー(?)のSオジサンは、ハイエースで松山から寝袋持参でやってきた。
能登半島をぐるりとドライブ、夕方、同じく本誓寺と間垣の家並みを見て、輪島の居酒屋で刺身をつついた。
劇団で活動し、アトリエをもつ絵心のあるSオジサンは、漁師町の生活感あふれる家並みが印象に残ったそうだ。
「精神論」を否定する理由として、「性格が悪くなるから、なるべく人間は苦労はしないほうがいい」という元教育者としては身もふたもない迷言を残したSオジサンは、TGさんがらみで「門外不出」になった過去の私のアート作品について、
「『門外不出』なら、今後は家の中に入らないくらい大きなものを作ればいい」と、マリーアントワネットなみの示唆に富む話をしてくれた。
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