オーケストラアンサンブル金沢(OEK)の音楽監督を務める井上道義さんが北朝鮮に招かれ演奏したことで3月の石川県議会に取り上げられた。
知事は「北朝鮮との関係が抜き差しならない状況にあるなかでの訪問はいささか常識に欠けるのでは」と個人の立場であってもOEKの肩書きがある以上問題、と自重を求めたのに対し、井上さんは
「我々みたいな芸術家が文化交流を通して風穴をあけることが大事」と、翻意しなかった。
井上さんの言うことはもっともだと思う。しかもあちらで演奏したのは「第9」。むしろいい話じゃないの!?
オケの人は技術を取り入れようと、とても熱心だったそう。
むこうの人とて、井上さんと同じ気持ちだったのでは。
「文化」がウリの加賀なのに、この議員のおじさんたちの感性の低さってなんなんだろう。
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