林家一平が再来年、「三平」を襲名するんだとさ。
兄、こぶ平が「正蔵」を襲名して「芸風が大きくなった」のを見て、
「自分も大きくなりたい」と襲名することにしたんだって。
義兄・小朝は「伸びしろが大きい」と期待を寄せ、
母・香葉子は「名前に押しつぶされないか心配」している。
押しつぶされるほどのたいした「名前」だとは知らなかった。
持ち上げる小朝も小朝だけど、家族で誉めあって、よく恥ずかしくないなぁ。
先日、常田富士男さんの宮沢賢治の朗読を聴く機会があった。
ささやくような声だが、よく通り、引き込まれる。
そして頭の中に情景が浮かんでくる。
「話すこと」の芸の奥深さをはじめて実感した。
「ネタ」がウケることばかり追求されると聞いていて疲れてしまう。
「話」の芸が見てみたい。
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