心臓クンはインド洋上での海上自衛隊の給油活動の継続問題で
「職を賭して取り組んでいく。職責にしがみつくことはない」
と海自撤退となれば退陣する考えを示した。
心臓クンは「職責」という言葉が気に入ってるようだけど、
「職責」、つまり職業上の責任は政治家としてずっと
負っていくべきものじゃないだろうか。
もっとも「柔軟に対応する」心臓クンのことだから、
自分で何を言ったかなんてイチイチ覚えていないだろうけど。
それに「しがみつく」と言いたいなら、「職責」ではなく、
「最高権力者としての地位」と言い換えたほうが、
国民のみなさまにご理解をいただけるのでは。
で、もう一点わかりにくくしているのは、
心臓クンの「職を賭す」対象だ。
「テロ特措法延長」が心臓クンの「職を賭す」に値するのか。
心臓クンは「従軍慰安婦は強制ではない」と主張したり、
けしからん週刊現代や朝日新聞を訴えたり、NHKに圧力を加えてこそ、
心臓クンらしい職責の全うの仕方と言えないか。
(真っ当だとは思わないが)
たしかに議員のつまみ食いや選挙の結果みたいな内輪のショボい
事情でサラブレッド心臓クンの花道を飾るにゃあまりにお寒いってハナシなんだろうけど、
やらせと強行採決で教育基本法と国民投票法は通したんだし、
充分実力以上のことはやれたじゃん、と思うのだ。
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