パンタグラフ

10709-1panta

真実の愛を探し求める独身女サッチーと猫談義。
この夏の暑さときたら、ウチの近所の野良チャンたちも
塀で伸びきるほどの暑さだった。
サッチーは夏休み実家に帰り、
愛猫「チャイ太郎」(改名)と過ごしたそうだ。
サッチーが昼寝をしていると、チャイ太郎もその股ぐらで
昼寝してたという。
その様子をご両親は「パンタグラフみたい」と表現したという。
この話を一緒に聞いていたゴローとヘンリーは
「オレ、電車乗るたび思い出すゥ。トラウマになった」
と引いていた。
その晩、ゴローは寝言で何度か「パンタグラフ」とつぶやき、
フフフと思い出し笑いしていた。

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