映画「ひめゆり」を観た。
証言のひとつひとつがステレオタイプのイメージを覆し、時代の差を感じさせない。
おばあさんたちのそれぞれの経験がどれも自分のことのようにリアルに想像できる。
前線で働かされるとも知らず、集められ最終的に県南部まで追いつめられる。
追いつめられた時の最後の命令が
「あとはみなさんの責任で逃げてください」
関西弁で言うなら
「今更ここまできてどーせーっちゅうねん!」という感じだろう。
怒りを通りた越し無力感だったろうか。
「あとはみなさんの責任です」
どこかで聞いたことのある言葉だ。
賛否ある中、サカクモ記念館建設をおしきった市長は完成後、
「まちづくりが成功するかどうかはあとはみなさんの手にかかっています」と言いだし始めた。
「責任」とは最終的にトップが取るもんやろ?
脱線したけど、「ひめゆり」はぜひ多くの人に観てもらいたい映画だ。
目次
コメント