1/19付け朝日新聞で「2011 地方選 地域政党続々 閉塞感打破へ期待」と、大阪のハシゲや名古屋の河村らが取り上げられていた。
そこにはエヒメのナカムラの名前も上がっていた。
「大きな政党の地方議員はピラミッドの下部組織」と指摘。
それでは地域の自立と発展は望めず、「地域政党の誕生は自然の成り行き」と語っている。
ううむ弁舌さわやか!
だけど県議の時は自民党、衆議院議員時代は日本新党、新進党と渡り歩いたナカムラ。
「下部組織」の「一兵卒」だったこと、よもやお忘れではありますまい?
んなワケで、彼の唱える「地域主権」や「地域政党」とやらも、
「風見鶏」の彼らしい「自然の成り行き」ってワタシなんか思ってしまう。
同記事では、「首長は権限・財源の移譲をめぐって国に立ち向かっている。議会が同調しなかったら、この戦いには勝てない」と
「議会との一体化」を強調、ともある。
松山市長時代、「サカクモまちづくり」の総事業費90億円のうち、
4割を国の交付金事業をあて、市の持ち出しを少なくしたと、「実績」を誇るナカムラ。
「国に立ち向かう」とゆーより、「国にアタマを下げた」の間違いでは?
しかも当時交付税について、
「自分のところ(松山)が遣わなかったら、よそが遣うだけ」と、国の借金体質についてはまるで他人事発言。
これで「地域主権」なのだから、恐れ入る。
「紅白」や「朝ドラ」や「プロ野球」って、アンタの「夢」はわかったから、どういう社会にしたいのか、という理想や思想、その実現のための「政策」をまず県民に説明する、というのがスジってもんだろう。
それをすっ飛ばして、いきなり議会に「同調」を強要するとは。
「オラオラ、オマエらも一緒にアタマ下げねぇかっ!! アタマの下げ方が悪りぃから御上からカネが降りてこねーんだ! 誰だ?こんな時に反対意見を言うのは?またアイツかっ!?」
…って、なんか予想つくワ。
議会は住民の代表なんだよっ!(一応)
議会軽視は住民軽視なんだってば!!誰か彼に教えてあげなよ。
首長連合のヤツらに共通してるのは、「カネ」のことばっか。
口を開けば「まずカネ(財源)とチカラ(権限)をよこせ」。
その「カネ」をどうするの?「カネあっての自立」?
でも知事が「おカネがないから自立できないんだよォ~」では、県民だってホンキで「自立」しようって気になれないんじゃない?
「首長連合」「地域政党」だの見聞きするたび、イヤ~な気分になる。
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