松江の時代は逆戻り

昨年末で松江城内にあった郷土資料館(興雲閣)が閉館した。
市内でも残り少ない明治の洋風建築に、写真パネルやジオラマが展示されていた。
空襲による被害がなかったため、古い町並みが比較的残ってる松江だが、
写真でみると、大火と洪水、災害との闘いの歴史だったことがわかる。
(どこの都市でもそうだったのだろうけど)
1985年の「ホーランエンヤ」の写真では、松江大橋から宍道湖にかけて、
今ではもう見かけない企業の看板がたくさん立ち並んでいた。
諸事情で看板を撤去した企業もあるのだろうが、
景観保護のため、少しずつ減らしていった結果でもあるのだろう。
25年前の写真の方が「現代的」で、
看板を無くした今の松江の方が、「江戸」っぽいのかも。
にぎやかではなくなったけど、逆戻り、不思議な感じだ。

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