東京都青少年条例

青少年条例

 東京都青少年健全育成条例の「表現の自由」をめぐっては、地方新聞の投書欄の高校生までもが
 「行政の恣意的な運用が懸念される」みたいなこと言うほど、問題が広く認識されている。
 だけど、わたしはイマイチひっかかる。
 「エロや萌えにはみんなずいぶんムキになるとゆーか、寛容なんだな」と。
 「表現の自由」なら、2000年前後に「メディア規制3法」の時に問題になった、「人権保護法案」のなかの「メディア規制」こそ、今後注意が必要なのでは、と思う。
 メディア批判が日常化している今日この頃、「マスコミ被害」を強調すればすんなり通ってしまいそう。
 「エロ」や「萌え」への寛容と情熱を持って、こっちの「恣意的な運用」の方も問題視していただきたいと思うのだ。

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