神社は花見の客でにぎわっていた。
中には 家族に囲まれ、神社を背景に写真を撮ってもらっているおじいさんも。
おじいさんの誇らしげな表情に複雑な気分になる。
「遊就館」へ800円払って入る。ずいぶん明るく近代的な感じで、想像していたイメージと違った。
Nさんと「ふ~ん」っていう感じでスルーした。
年表と説明ばかりで、読むのがめんどうで いちいちケチつける気になれないのだ。
それにそんなに極端に内容が偏ったり、まして「戦争賛美」 してるようにも思えない。
扶桑社の教科書の方がよほど ドキドキする。愛媛に暮らしてると慣れるんやろか。
「なんかさ、どこが悪いんかわからへん。 教科書オジサン(注)達と一緒に来ればよかったかなぁ」
と私が言うとNさんは、
「そんなことしたら暴れだして大騒ぎになるわい。あの人らは 読んだだけでどこが悪いのか浮かび上がってくるらしいよ」
恐るべし、教科書おじさん。
(注)歴史教科書採択に一言あるオジサマたち
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