ゲゲゲの龍馬

ゲゲゲ龍馬
久しぶりに「龍馬伝」を見た。
いちいち「~ぜよ」とリキんだナレーションに、新婚旅行先まで来ても
「この国をなんとかせねばならんぜよぉ~」
「こんなことしてる場合じゃないがぜよ」と叫ぶ龍馬。
…って、お龍さんに失礼じゃない?
内蔵太が芸者を身請けするのに、「おまんの心を預けてほしいぜよ」とか、
「モノ」じゃありませんからっ!!
…ったく、わかんねーオトコ達だな。
一方、「ゲゲゲの女房」は脚本に細かな気配りが感じられる。
「夫を陰で支える昭和の妻」への批判をかわすため(?)、
「結婚」「嫁にやる(もらう)」という言葉はなるべく避けて、
「一緒になる」「寄り添う」という言い回しをしている。
仕事中毒になり家族を顧みなかったシーンで、
「わたしにも心があります!」と、大人しい布美枝サンに言わせたことも、「対等な夫婦像」を描きたかったのでは?
と好意的に見ている。
思えば龍馬と水木サン、生き方も正反対だ。

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