エヒメ大のWセンセイは、
「四国は内側に引っ込んでいるから、外の文化が入りにくい」
「九州や日本海側は、大陸に近い分緊張感もあるだろうけど、交流は現実的にすすんでいる」みたいなことを言っていた。
確かに10年くらい前から熊本や別府の観光地では、ハングルや中国語表記は「フツウ」だった。
境港のある鳥取では、韓国ドラマのロケ誘致や、韓国産農産物の促販など、交流に力を入れている。
(来てお金を落としてもらうだけでなく、相手国の市場としてもアピールしている)
毎年9月10日には、1943年の鳥取大震災で生き埋めになった日韓犠牲者の慰霊祭を地元住民が行い、発掘を要望している。
ロシアとは定期貨客船が週1往復と減便になったものの、自治体や地元企業が助成し、維持に務めている。
地理的な近さは、「商売相手」としてリアルな存在。
「加藤嘉明」や「日露戦争」で、カチン!とくる外国人観光客なんてめったにいないだろうけど、
それすら想像できないセンスこそ、「観光振興」、夢のまた夢…かも。
Wセンセイが言うように、
「未来的にどうしたいのか」を考えると、「サカクモまちづくり」は、歴史認識でも観光でも地域おこしとしても「落としどころ」がムズカシイ。
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