出雲弁はていねいだ。
すれ違って「こんにちは」とあいさつすると、
「どーもどーも、失礼します」。
なにかを人に勧めるときは
「どうぞやって(行って)ごらんなさいませぇ~」。
お店の人は
「ようこそようこそ、おいでくださいましたぁ~」
そして、「お待たせしました」とは言わず、
「どうもどうもお手間かけましたぁ~」。
夕方は一日の労をねぎらい、明日もまた良い日であるようにの
思いを込めて
「晩じまして」。
「ありがとう」は「だんだん、だんだん」。
感謝の言葉は1度では足りず、2回繰り返す。
物々交換の農村では、
1日中「だんだん、だんだん」が飛び交うそうだ。
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