１０／９ 午後８時からＮＨＫ総合で、「坂の上の雲 そのとき歴史は動いた」を放映する、と言う。
テレビ番組に疎いナオさんまで知ってるくらいだから、よほど地元では番組の宣伝がされていたのだろう。
しかし、おや？と思った。
私の住む松江ではその放送がないからだ。
番組欄には「ふるさと発スペシャル」と題し、
「迷路の町尾道 ▽路地裏のお宝を探す旅▽あふれる人情と伝統の味」とほのぼのした内容が載っている。
中国地方だけかと思い、関西在住のウゾーに聞くと、その時間は「関西スペシャル きよしとよしみのなにわナイトショー」だと言う。
ＮＨＫのホームページを見ると、地方によって放送内容が異なることがわかった。
「坂の上の雲」を放映するのは松山放送局だけ。同じ四国の徳島・高知・香川は首都圏と同様、「難問解決！ご近所の底力▽ゲスト和田アキ子」だった。
それにしても。
地方の人ほど、ＮＨＫで放映された（る）ことに対する期待感は大きい。
まして「全国ネット」となると盛り上がりは相当だ。
松平アナとともに「そのとき歴史は動いた」というご長寿番組を冠すれば、地元の人が「全国ネット」と思いこみ、「全国でもこんなに話題になってる」と勘違いするのもムリはない。
しかも、「そのとき歴史は動いた」という番組はとっくの昔に終了し、「歴史ヒスとリア」にかわっている。
「賞味期限切れ」の番組を「使い回し」、全国ネットに見せかけるために「産地偽装」をし、地元の人を「誤認」させるのって、かなりセコイんちゃう？
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