「将軍様」はコイズミ元首相の「三位一体の改革」で地方交付税が減らされたことをどえらくご立腹であらせられるようでございますが、それでは2004年に「地域再生計画」が認可され、「まちづくり交付金」がおり、コイズミ殿からお褒めの言葉を授かったときのあのお喜びようはなんだったのございましょう?!
お金をくれるときだけしっぽを振っておいて、お金をくれなくなった途端、政策批判とはいささか虫が良すぎるのではございませぬか?
そもそも「三位一体の改革」で地方交付税が減らされるのがわかっておりながら、こともあろうに「交付金」など「見せ金」を嬉々としてつかまされたのでは、「地方の自立」もあったものではございませぬ。
このようなふるまいを私ども下々の世界では「はしたない」と申すのでございます。
申し上げればキリがございませんが、「監視カメラ」も「落書き消し」も「青色パトロール」も「グリーンマップ」も4半世紀前のアメリカの「まちづくり」のパクリでございます。あの程度のこと、わざわざコンサルに頼んでありがたがるのはいかがなものでございましょう。
アメリカ国での地域の荒廃を「経済競争に価値を置いた新自由主義がもたらした結果」と背景までご考察され、社会保障制度のあり方を見直す、というところまでせっかくのお知恵が至りませんのも、残念至極でございます。
4月に行われました「まちづくり協議会」発足のごあいさつにおかれましても、「政治や宗教の対立のない公平な組織」であれば「財源を移譲する」との由。
「ツベコベ申さず言われたことやれ」との仰せにございますか?
「行政が地域に押しつけではとの誤解の声がありますが」とエクスキューズなさっておられるのも、「語るに落ちる」というもの。わたくし笑いをこらえるのに必死でございました。
はっ!とんだ失礼を申し上げました!!将軍様、とっとと街を出て、せいぜい国政でご活躍なさいませ。
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