出雲そば

出雲そば、というだけあって、島根はそばがおいしい。
そば、というと食べ方まで口出ししたがる気むずかしいオヤジがいそうで、
ちょっと構えるのだけど、こちらは気軽だ。
店にマンガや雑誌がおいてあるのでホッとする。
近所にお気に入りが３軒できた。
こちらへ来たばかりの時は、蕎麦屋が早く店じまいすると知らず、
「なんでどこも開いてへんのや～！わたしゃ招かざる客か？？」と
ムカつき気味だったのだけど、こちらの生活パターンに慣れたら、
商店街が日曜休みとか、店が早く閉まるとか、なんとなくわかってくる。
で、お気に入りのうちの一軒はとろろソバのとろろがおいしい。
（もちろんそばもおいしいけど）
おっきな卵と一緒に、濃いめの出汁をかけてドルン！って食べる。
店構えもこぎれいで、マンガ（島根の弁護士、奈津子の酒）もおいてあるのはいいんだけど、
ＢＧＭによく、グールドのバッハがかかっている。
そば打ちみたいな作業の時は、確かにバッハはいいんだろうけど、
なんかメシ向きじゃないんだよな～・・・。
おはしの先でわさびを溶いて、３本ほどそばをつまみ上げ、１／３ほど出汁につけたら、
そのまま規則正しく、麺がのびないうちに食べましょう、って暗に言われてるみたい。