グルメのKがよくスペアリブの煮込み料理をつくってくれる。ためしに鬼レシピを検索したらスペアリブのレシピがあった! すっかり忘れていた。
コンブとカツオのだしが濃厚だ。前もって肉の脂を落としておいてよかった。だしが濃いから塩分も減らせる。
だしの味はまさに「滋味」だ。「生きてる」って感じさせてくれる。
だしを取った料理を毎日食べさせてもらっていたころは、それがあたりまえだったけど、こうしてたまにコンブと削り節でだしを取ると、そのうまさを実感できる。失ってはじめてわかるという意味で、だしの味は「幸せ」のようなものだな。
▽材料
・スペアリブ 300グラム
・ミニ冬瓜 1/2個(普通の冬瓜なら1/6〜1/4)
・コンブと削り節
・酒 大さじ2
・しょうゆ 大1
・水 3カップ
・いしるか薄口醤油 少々
▽作り方
①スペアリブは2、3時間前に塩こうじ(塩でも可)をまぶしておく。
②スペアリブを圧力釜に入れ、ひたひたの水を加え、圧力がかかってから10分ほど下ゆで。湯を捨てて、もう一度軽くゆでて脂を落とす。
③冬瓜をひと口大に切り、皮は厚めにむく。
④圧力鍋にコンブを敷いて、お茶パックに入れた削り節を加える。冬瓜とスペアリブ、酒、しょうゆ、水を入れて火にかける、
⑤圧力がかかって2分で火を止める。味が薄ければ、イシルか薄口しょうゆを追加する。だしを濃くとると、塩分を減らせるようだ。
食べるときにコショウかコーレグース(トウガラシの泡盛漬け)を加えたらピリッとしてさらにおいしくなる。
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