グルメの友人夫妻が2泊3日で来てくれた。1日目は高岡と氷見、2日目は五箇山を訪ねた。
高岡の金屋町は銅器職人のまちが残っている。富山大などの学生がゆかたを着て、出店を出したり練り歩いたりしていた。学生の素人っぽさとプロのアーティストのセンスがうまく組み合わされていて、雰囲気のよい祝祭空間を形づくっていた。休職前だったら取材して記事にしたろうな。
氷見の旅館「魚恵」は、廊下まで畳が敷き詰めてある。
夕食は、カワハギの肝あえなどの前菜から、刺身は、キジハタ、イカ、マグロ、ガンドなど。ヤナギバチメの焼き物……どれも上品でおいしい。刺身盛りがあるのが氷見らしい。
翌日はまず五箇山の菅沼へ。
「塩硝の館」は黒色火薬の作り方を詳細に展示している。蚕のフン、ソバ、ヒエ、ヨモギ、サクなどを熟成させて、煮つめて抽出し、最後は白い結晶になる。それが硝酸カリウムで、硫黄と木炭を混ぜると黒色火薬になるという。硝酸カリウムにあたる天然硝石は欧州やエジプト、チリ、インドなどにはあるらしい。
昼食はグルメの客人が「ここはうまいはずや」という合掌造りの食堂へ。イワナの塩焼き定食のほか、イワナのそろばん(せごし)、豆腐の刺身、マイタケテンプラを食べた。どれもおいしかった。
庄川と砺波の道の駅に寄って買い物して帰宅した。客人(男)が、氷見牛を朴葉みそで焼痛。客人(女)は、ミョウガとヒロウスを煮物にした。
ひととおり食べたあと、冷凍しておいたカボチャペーストと、1分間チンしたタマネギ、カレー粉(大1)、クミンパウダー(小1)などを混ぜて餃子の皮に包み、油で揚げた。一応サモサらしくなった。でも、ひき肉を入れたらメインを張れるおかずになったかな。
メグミ先生直伝のメニューでした。
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