レシピを教えてくれたのに「おまえ一人ではつくるな」と封印された料理が南蛮漬けだった。
台所が魚臭くなるし、油がはねて危ないし、二重三重の手間がかかるからだ。
つくったら激怒して夢に出てくるかな?
前回教えてもらったレシピは、ふだん鬼コーチがつくるものより簡略化されていた。
今回はニンジンとタカノツメを加えた。
薄口しょうゆはないからふつうの醬油にした。
味は悪くないけど、揚げ方が足りず、骨が口に残ってしまう。
お供えにしたら化けて出るかと期待してつくったけど、めんどうきわまりないし、一人で食べるのはもったいない。
もう二度とやらないだろうな。
・酒 40㏄
・みりん 40㏄
・しょうゆ(薄口と濃口を半々) 40㏄
・酢 80㏄
・タマネギ 1/2(薄切り)
・ニンジン 3センチほどを千切り
・タカノツメ 1本
まずは酒とみりんをまぜて、電子レンジで1分チンしてアルコールを飛ばす。
冷めたところにしょうゆと酢とタマネギ、ニンジン、種を除いたタカノツメを加える。
アジの頭を落としてサッと洗って、ペーパータオルで水気を切り、腹の血合いなどもふきとる。
水はね防止のため、お腹のなかもふくめて小麦粉をはたく。つけすぎないようにパタパタとはたいて落とす。
フライパンに少なめの油を敷き、揚げ焼きにする。油をたっぷり使えばカリッと揚がるが、もったいないし、廃油の処分がめんどうだ。
しっかり揚がったら熱いうちに付け汁に入れる。冷めたら冷蔵庫へ。
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