前回はテフロンのフライパンを使ったから油を使わなかった。今回は2人だからステンレスの大きなフライパンを使った。
・ジャガイモ 2 1/6に切る
・キャベツ 1/4 食べやすい大きさに
・鶏もも肉の切り身 200グラム
・塩 コショウ
・オリーブオイル
フライパンに油(大さじ1/2)をしいて、鶏肉を皮側から、焦げ目がつくまで焼く……、のだけど、すぐにフライパンにくっついてしまう。何度も何度もはしでこそげ落としながら焼いた。
あとで鬼コーチに報告すると、「テフロンじゃないから、よく熱してから肉を入れるんや。くっついたからといってすぐにはがそうとしたらアカン。じっくり火を通していれば脂が出てくるから焦げ付かないもんや」とのこと。
肉に焦げ目がついたら、ジャガイモと玉ねぎを加えて100㏄の水を入れ、蓋をする。焦げつかないように気を付けて10分間ほど火を通す。ジャガイモに火が通ったらふたを開けて煮汁を煮飛ばす。味つけは塩3つまみほどとコショウ。
1品では怒られるから、玉ねぎをサラダにするつもりで、半分に切ってから薄くスライスする。
シーチキンの缶詰でも混ぜようと思ったら、在庫がない。カツオ節とポン酢をかけようと思ったら、カツオ節も見つからない。
しゃあないからミニトマトを半分に切って上に載せ、白ワインビネガー(大さじ2)とオリーブオイル(大1)、塩3つまみほどをかけてあえておいた。
鬼コーチは帰宅するなりこのサラダを見て、「なんやこれ」と絶句した。「おいしそうじゃない。というか、はっきり言ってまずそうや」
さらにひと切れ指でつまんで「何がおかしいかわかるか?」とにらむ。縦に半分に切って、繊維をしっかり切るように横に薄く切っただけだ。そう言うと、「それがアカン! 玉ねぎは繊維に沿って切るんや。何十回も食べてるんやから知らんかったとは言わせんぞ」
ひぇぇ、知らんかった……、という言葉はのみ込んだ。
私が自室に逃げ込んでいる間に、鬼コーチはアボカドを切ってのせて、ポン酢も少々加えた。
玉ねぎの繊維をザクザク切った方が食べやすくなると思っていたけど、それでは薄く切れない。繊維に沿って切れば薄く切ることができて食べやすくなるってことなんだな、たぶん。
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