白菜とさつま揚げの煮物 大信州 20180317

0317白菜とサツマ揚げ

「大信州」という酒の「仕込15号」と「仕込29号」をいただいた。
昨秋、信州を旅した際に、鬼コーチの知人から勧められた「大信州」の大吟醸「極」(3000円)を飲んだ。石川県の「神泉」の大吟醸には及ばないけれど、香りも味もレバルが高かった。
今回、「大信州は仕込を飲まなくちゃ」と能登のOさんが送ってくれた。

うまい酒にはそれなりのつまみが必要だ。鬼コーチが外出しているから自分で用意せなアカン。1品はデパ地下で刺身を買うとして、ほかに何をつくったらええんや? できたら余ってる白菜かネギを食べておきたい。

助言を求めると「まかせとけ。お前でも簡単につくれるメニューを教えたる。刺身も合うぞ」

材料は、さつま揚げか平天1枚(1センチ幅に切る)と、白菜(中型のフライパンに入る程度をざく切り)だけ。「一人なら揚げは1枚で十分や。欲をこいて2枚にするとしょっぱくなりすぎるから気を付けろ」と鬼コーチ。
白菜とサツマ揚げをフライパンに入れ、酒(大さじ2)、醤油(大さじ1)、水(50㏄)を加え、ふたをして火にかけるだけ。焦げ付かないように気を付けながら蒸し煮にして、白菜がやわらかくなったらできあがり。

0317白菜とサツマ揚げ-4

刺身は切り落としミックス(398円)を買ってきた。それを皿に載せてから、付け合わせが何もないことに気づいた。マヨネーズで食べようと切っておいたニンジンスティックを無理矢理わきに据えた。ニンジンは味が濃いから、ワサビ醤油で食べても悪くはない。
ちなみに、ニンジンを千切りするには、ニンジンを斜めに輪切りにしてから細く切れば、うまくできるという。知らなかった。

0317大信州仕込み

大信州の「仕込15号」は、秋に飲んだものとは別物だ。メロンかセメダインのような独特の香りは同じだが、今回のは微発泡でプチプチという舌ざわりがある。味の幅もおそらく広い。
気分が優れないときは、このプチプチ感のさわやかさにも癒やされる。

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