【材料】(2人前)
・ダイコン 10センチ
・ショウガ 親指大
・白菜 1/4
・エノキ 1
・ネギ 1.5本
・豚肉200グラム
・コンブ 10センチほど
・しょうゆ 大さじ2〜3
・酒 大さじ3ぐらい。
・あとから、麹たっぷりの白味噌 少々
今冬一番の冷え込みで、大阪も零下になった。ということで鍋。風邪予防のためショウガをたっぷり使った鍋をつくることに。
ダイコンは10センチほど切って皮をむいておろす。
ショウガも皮をむいておろす。この皮むきが面倒くさい。「なんやその手つきは。あぶなかしくて見てられん」と、横で鬼が騒ぐもんだからなおさら面倒くさい。
鍋は学生時代にさんざんやっていたが、切る順番からチェックが入った。「カサがあるものから」だそうだ。まずは白菜をざく切り。ネギもその調子で切ろうとしたら、
「ネギは二股に別れているところに土がよく入っとる。はずしてちゃんと洗え」。土ぐらい多少入っててもいいと思うんだけど。
さらにエノキの袋をバーッと開けようとしたら、
「アホ! 袋ごと切れば泥が飛び散らんやろ!」
土鍋にコンブを敷いて水を3分の1ほど入れて、そこに切った野菜を入れる。
肉は最後の最後だ。まな板に肉を接触させようものなら「雑菌が繁殖するやろ」と、どやされるから、こわごわ野菜の上に並べる。
火が通ったら最後におろしたショウガとダイコンをのせてできあがり。
ショウガがたっぷりだからポカポカあたたまる。
でもちょっと多すぎたのか苦みもある。
「じゃあ、ミソをちょっと入れるぞ」と、先日、石切さんの参道で買った麹たっぷりの白味噌をちょっとだけ加えたら、苦みがおさまって、さらにおいしくなった。
伏見の酒はめったに飲まないんだけど、酒がおいしかった記憶がある焼き鳥屋「鳥せい」で使っていると書いてあったから買ってみた。
「神聖」という名ははじめて聞いた。
搾りたて独特のはじけるような舌ざわりで、しかも滋賀の酒のように濃厚だった。
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