サケのミソマヨネーズ味のちゃんちゃん焼き

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■サケのミソマヨネーズ味のちゃんちゃん焼き 20170930

「秋サケがおいしい季節やな。きょうはこれでもつくるか」と、チラシを手渡された。「サケのミソマヨネーズ味のちゃんちゃん焼き」
レシピの材料は4人前だから、サケは2切れにして、それ以外の材料はおおむね3分の2、薄味が好みだから調味料は半分にすることに。
「私は仕事に行ってくるから、材料を買って切っておいて。それ以上はやらんでええで」と言って出ていった。
が、仕事帰りに化粧品売り場で油を売っていたらしく、いつまでたっても帰ってこない。これ幸いと調理スタート!

・サケ 2切れ
・キャベツ 1/4
・タマネギ 1/2
・シメジ 1パック
・ニンジン 1/3
・バター 大さじ1
・塩とコショウ

・ミソ 大さじ1.5
・砂糖 大さじ1/2
・酒 大さじ1/2
・ミリン 大さじ1/2
・マヨネーズ 大さじ3

ミソからマヨネーズまでの調味料を混ぜてソースをつくっておく。
サケは軽く塩コショウをふる。うまみのある能登の塩を使った。
キャベツをざく切り。タマネギは厚さ5,6ミリのくし切り。ニンジンは皮をむいて厚さ5ミリほどの短冊切り。
フライパンにバターを入れて熱し、サケの両面に焼き色をつける。
刻んだ野菜とシメジを加えて、調味料のソースをまわしかけ、ふたをして蒸し焼きに。
何度もふたを取らないよう、3分ほどキッチンタイマーをかけた。
野菜から水分が出て、ぐつぐつと沸騰して、バターのにおいがただよっておいしそう。この汁をすするだけでうまいだろうなあ。

ここで鬼コーチが帰宅。
「デパート歩いたらおなかすいたぁ。オッ、ええにおいするやん」
「よおここまでつくったやん。ありがとう」と機械的に言うと、フライパンを私からふんだくった。背中に「これ以上イジルナ」と書いてある、気がした。
汁を楽しみにしていたのだが、いきなり強火に。
「水をしっかり飛ばして、ちょっと焦げた方がうまいんや。調味料が少なめでも、味が濃くなるしな」
自分の食欲のおもむくまま、こっちの顔も見ずに一気にしあげてしまう。
フライパンの周囲がほんのちょっと焦げて、水分がほぼ飛んだら完成。

「うまーい! 幸せー!」と叫びながらむさぼっていた。

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