白樺湖から大門街道を茅野方面におりて、ビーナスライン沿いの「たてしな自由農園」という産直市場で野菜を買った。
近くの原村はセロリーの産地らしい。いかにも元気そうなセロリーが1束100円だ。「セロリーを大量に使う料理ってないかなあ」とオレがつぶやくと、「まかせとき」と鬼コーチは胸をたたき、長細い調理用トマトとズッキーニ、いかにもおいしそうな地鶏のもも肉(200グラム)を買った。
そのほか、ブドウやカマンベールチーズ、発芽玄米のミソ、ワイン、地元のビール3本を買って5700円ほど。
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・セロリ(4本分=100円) 茎部分は厚さ5〜8ミリほどに切り、葉は3センチほどのざく切り。
・トマト(地元産の調理用トマト4個=100円、ふつうのトマトなら3個ぶん)
・ニンニク(1かけ)
・鶏肉は皮付きのもも肉(200グラムを四等分に)
・ズッキーニ(1/2本 5ミリ未満の厚さの薄切りに)
ますはニンニクみじん切りにして、オリーブオイルで軽く炒める。
鶏肉を焦げ目が付くまで焼く。
セロリの茎を加えて炒め、その後、葉の部分も入れる。
トマトを加えて、鶏肉になかまで火を通す。
ズッキーニを混ぜ合わせる。
みそ(大さじ1)としょうゆ(大さじ1/2)、塩少々を加えて5分ほど煮込む。
ズッキーニの黄色が映えてなかなかおいしそう。みそとしょうゆの味なのに、洋風になった。たっぷりのセロリーの香りがさわやか。
調理中は不安そうな顔をしていた鬼コーチは、ひと口食べるとふんぞり返った。
「カンボジアではトマトとセロリの鍋があるとおまえが言うから、みそがあったし、和風も食べたかったからそれっぽくしてみた。大満足の味になったやろ」
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