山も登らないのに信州旅行である。
名古屋で中央線に乗り換え、木曽川沿いにさかのぼって、塩尻に近づくとブドウ畑が増える。
「これがワインになるんやぞ。言っとくけど、今回は旅行じゃない。合宿やから、そこんとこよろしく」と鬼コーチ。
松本で大糸線に乗り換える。高校時代に来たときは、畑だけが広がっていたが、いまは住宅が増えている。
穂高駅で下車し、登山に通ったころの感慨にひたるまもなく、徒歩5分ほどの西友へ。
幸い、直売コーナーがあった。買ったのは……
西洋ナス(リスターダ)、パプリカ、インゲン、レッドオニオン、朝どりトマト、カラフルミニトマト、シナノレッド(リンゴ)、ブドウ、長野のアルプスの白ワイン、ビール大(2本)、マヨネーズ、しょうゆ、オリーブオイル。
それから駅前の店でわさび漬けを買った。量り売りで100グラム350円ぐらい。
酒などを含めて計5500円。
送迎バスでホテルアンビエント安曇野へ。2人で1泊1万円ちょっと。台所つきの部屋は、電子レンジや冷蔵庫が完備されたアイランドキッチンがあり、リビングと和室と寝室もある。何じゃこりゃという広さ。
だが食事は……つくらなあかん。
▽夏野菜の紙包み蒸し
・巨大な西洋ナス 1/2(縦に半分に切って厚さ1センチに輪切り)
・インゲン 10本(端っこをちぎる)
・タマネギ小 1個
・トマト小 2個(半分に切る)
・パプリカ 1/2(ひと口大=縦に4等分したあと斜めに半分)
・ソーセージ 1袋(8本)
・リンゴ小 1個(厚さ1センチほどの薄切り)
耐熱の平皿にクッキングシート(30センチ×30センチ)を敷いて、その上に野菜を載せて、対角線をつまんで折り込んで、両端をキャンディーのようにねじってつつむ。包みきれなかったから、ふんわりラップをかぶせて、500ワットで5分間、チン!
ディップソースは、ハーブソルト、マヨネーズ、オリーブオイル、ミソ、わさび漬け。食べる時に組み合わせる。おすすめは、わさび漬け+マヨネーズ+みそ。
わさび漬けだけでは塩が足りない。ミソやマヨネーズと組み合わせると、ディップソースにぴったりとなった。
ホテルの売店でワサビチーズとサーモン(マス)の燻製も買った。
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