海は鏡のよう。わずかな向かい風をこぎすすみ、2キロ先の神島には30分で到着した(平均移動速度4キロ)。
振り返ると田辺市街がくっきり見える。
海から立ち上がる崖にはミルフィーユのような地層がのぞく。崖の上は照葉樹林だ。巨木はシイだろうか。
ぐるりと反時計回りでまわると、入り江に砂浜があった。「天然記念物」という碑と、おそらく昭和天皇が来たときのことをうたった熊楠の句碑が立っている。
上陸は禁じられているから近くまで寄って撮影だけした。
付属の小島のまわりをまわった岩場でおじさんが釣りをしていた。
さらにまわると海に面した鳥居があった。
「神島大明神」と書かれているようだ。島自体がご神体なのだ。
11:05、1周終えて3.4キロ(移動平均時速3.6キロ)。目の前の鳥ノ巣半島にわたり、人のいない小さな砂浜で休憩する。(島は神島)
そこから、白浜のホテル群に舳先を向ける。
途中、ハマチ養殖の巨大ないけすがあった。それを迂回して畠島へ。
神島のようにこんもりと森が茂っていて、崖面にみごとな地層があらわれている。
京大が所有していて、上陸には許可が必要なのだという。反時計回りで周囲をまわり、畠島の子分のような小さな島があった。
きれいな砂浜もある。そこに上陸した。12時5分。6.4キロ(移動平均速度3.7キロ)。
水は透き通っていてクラゲや魚が時折見える。白浜の旅館群との間の海を、プレジャーボートや漁船がちょくちょく通る。
岬の先の方はけっこううねりがある。こんな凪の日でも外海をこぐのは緊張を強いられることだろう。
人のいないきれいな浜で、握り飯をほおばった。泳いだらサンゴがきれいなんだろうけど、一人で泳いでもなあと思ってやめる。泳げるのは今の季節だけなのだけど。
畠島の白浜側はきれいな砂浜になっている。ジェットスキーで来たとみられるグループが海水浴をしている。本来は許可が必要なのだが、プライベートビーチとしては最高の環境だろう。
白浜のホテル群にわたってもしかたない。
地図で見たら真南に、陸にわずかにくっついた陸けい島がある。そこをめざす。
12:38に砂浜に上陸する(7.7キロ、移動平均3.7キロ)。浜辺に日陰をつくる大きな木があって、快適そうなビーチだ。近くに住んでいながら、こんな浜があるなんて知らなかった。浜から陸側に行くと、私有地になっていた。浜は「藤島ビーチ」と呼ばれ、別荘地?の自治会が管理している、と書いてある。陸側からは一般人が進入できないプライベートビーチなのだ。
12:50分、東側の羽山ノ鼻沖にある無人島へ。
養殖いかだの横をこいで、10分ほどで到着する。8.6キロ。
浜の砂粒が細かくて粘土のような肌ざわり。水はきれいだけど、靴に砂がべったりついて、カヌーのなかも砂だらけになった。
立ちこぎのカヌーをしている男性に会った。田辺に住んでいて今年からはじめたそうだ。鳥ノ巣の魚釣り場から出発して、これから神島をぐるりとまわるという。立ちこぎカヌーが最近はやっているようだ。
鳥ノ巣半島の崖の様子をちょっと見学して、一気に出発点へ。
多少波が出てきた。
後ろからのうねりに乗ってけっこうなスピードが出た。
13:50に到着。距離は12.3キロ。移動平均速度は4キロだった。
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