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モンベル白峰雪遊びツアー

2月25日、スノーシューとテレマークを体験できるツアーに参加した。
せっかくの雪遊びなのに、雨が降っている。でもさすがに白峰まで来ると、雪はたっぷりあった。

白峰スノーシュー-9

11時に集合。旅館の客が多いため部屋は男女別の相部屋だ。
5分ほど車で走り、スノーシューにはきかえて林道を歩く。天気がよければ上まで行くのだが、雨のため途中の斜面で雪遊びとなる。

白峰スノーシュー-4

買ったばかりのスノーシューは、かなりの急斜面でものぼれる。エアーボードにうつぶせになって斜面をすべると、おそろしいほど高度感を感じる。

白峰スノーシュー机椅子づくり-4

昼食前、雪を踏み固め、足を置く溝を掘り、直角に雪を削って椅子の背もたれとテーブルをつくる。

雪洞掘り体験も。
斜面に竪穴を掘り、そこから奥に掘り進み、さらにT字型に横穴をつくれば寝室と台所ができあがるという。

白峰スノーシュー雪洞づくり-11

4人で2、3本のスコップがあれば、1人が先端を掘り、もう1人がビニールシートの上に雪を置き、残りの2人がシートを使って、掘った雪をザーッと下に流す。1時間ほどで掘れるという。
夜は、ロープワークの講習会だ。靴ひもの結び方、てぐす結び、8の字 丸いひょうたんなどの結び方……などなどおもしろかったが1日たつと忘れてしまった。
翌朝起きたら雪が3、4センチ積もって降りつづけている。白山の眺望は期待できないが、雨よりはましだ。
9時前に集合してテレマークをはく。
スキーじたい10年ぶりで生まれて3度目だから、靴を板に装着するだけでも大変だ。
ちょっとした傾斜でもずるずる滑ってのぼれない。カニ歩きで小さな斜面を登るのにも人の倍以上の時間がかかる。ボーゲンさえも覚えていない。スキー板がぶれないようにするので精一杯でターンなんてとてもできない。
「うわぁ、力はいってかっこわるー!」と、サルはウヒャウヒャ笑ってうれしそう。

白峰スノーシュー-34

思った以上に体力をつかうが、慣れてくるとそれなりに楽しくなってきた。
途中で鹿の皮のシールを板にはって林道をのぼる。シールがあるだけでふつうに歩けるようになるのが不思議だ。
昼食後、帰りはスキーのシールをはがして林道を滑りおりる。
何度も転倒し、斜面で倒れると自分で起きられないのが情けない。雪面が荒れているとハの字型を維持できず、ずるずると開いて足首をねじってしまうのも困りものだ。無理な力がかかるのか、太股がぴくぴくとけいれんしはじめた。でも思ったよりも滑ることができて楽しかった。
14時に解散。総湯であたたまってから帰途につく。

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