8月22日から25日までは「輪島大祭」。輪島市中心の4つの神社の祭りが連続して催される。
1日目は海士町の奥津比咩神社の祭りだ。
夕方、町内を歩くと、漁船という漁船に大漁旗がはためき、キリコの周囲に子どもたちが集まって太鼓をたたいている。
17時すぎに袖ヶ浦の砂浜へ。
18時ごろ、神輿をかつい一団が勇壮なかけ声をかけてやってくる。
女装、と聞いていたが、スカートのような腰巻きの下からはすね毛だらけの足がのぞき、化粧はまるで妖怪のよう。腰に巻いたエプロンの似合わなさ……これを女装といってよいのかどうか。
浜辺に神輿を安置して、祝詞をあげる。「虎之介太鼓」のみごとな演奏が終わったあと、神輿は海へ。
夕日を浴びて、波のしぶきを浴びる。子どもたちが神輿を浜に引っ張り上げようとと綱をひっぱり、岸に上がったと思ったら、海にもどる。
そんなことを3回、4回と繰り返す。
見物の女性のなかに、海女さんもたくさんいる。海女の子は髪の毛の色がちょっと脱けていて、そろいのTシャツを着ているから見分けがつく。
海女さんは冬
場はスナックなどで働くことが多く、海士の子は体力もあるし器量も性格もよいと、人気なのだという。
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