20年以上ぶりに大山に登る。
大山鏡ヶ成国民休暇村で前夜に1泊大山環状道路を時計まわりに走って大山寺へ。鍵掛峠からの大山は北アルプスの稜線のように雄大で険しく、谷筋に雪が残っている。
大山寺に車を置いて9時ごろ歩きはじめる。
ワラビやゼンマイが野太く地面から頭をもたげ、スミレなどの花が咲く。
標高差900メートルで距離は2・8キロ。
石鎚山の土小屋コースは標高差500メートルで4・2キロ程度だったから、大山の登山道はかなり急だ。
とはいえ段が刻んであるから迷ったり転落したりする心配はまったくない。
ブナやクロモジなどの若芽が枝の先から萌えている。
ブナの実が足もとにたくさん落ちている。昨秋は当たり年だったのだろうか。鼠も大量発生したのかな。
コケも花をつけはじめる。
ブナの森もまだ葉がでておらず、青空を背景にすっきりした森。
2合目、4合目、5合目と案内標識がある。五合目には「山の神」がまつってある。(つづく)
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