西国三十三ヵ所の2カ寺を訪ねた。
茨木の阪急の駅からすぐの住宅地にある総持寺は、展望のよい高台にあって片隅にはちょっとしたカフェがある。本堂に見える千手観音は前立で、本物の「亀に乗った千手観音」は毎年4月15日-21日に公開される秘仏だという。
次は勝尾寺をめざす。千里中央からバスはあるが1日3本だけ。箕面駅からなら2時間弱で歩ける。
箕面駅前でパンを買って、山に分け入る。
急な階段を上って展望台に出るが、もやで海までは見えない。
峠を越えて車道に出て、しばらく歩くと、般若心経が流れてきた。山の中の広大な敷地のある寺だ。
池の下に蒸気が発生する装置を設けている。橋の凍結予防だろうか。
境内はダルマだらけ。「勝だるま」ということで多くの人が奉納する。群馬県高崎市の業者につくってもらっているという。
こんな名所があるなんて知らなかった。どうせひまだし、四国遍路の後は三十三ヵ所を巡ってみてもいいかなと思って、御朱印帳を買った。
札所巡りってスタンプラリーのようなものだけど、ふだんは行かない場所を歩けるのがおもしろい。
帰りのバスは1時間後。モノレールの駅まで1時間半だから帰りもふもとのまちまで歩いた。
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