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称名滝へ歩き下る…20190919

 室堂までせっかく自分の足で登ったのだから、下りも歩いてみよう。
 雷鳥荘は朝飯のバイキングもおいしい。
 7時前に出発。どの山もくっきり見渡せる。きょう大日岳に登れば剱岳がきれいだったろう。

 ホテル立山の手前から天狗平方面へ。

 天狗平から見た剱岳は、別山から見るのとちがって頂上が三角形にとがっていてまさにツルギだ。


 天狗から弥陀ヶ原に下る道は、マップとはことなる「美松坂」を選んでしまった。夜露と雨に濡れたクマザサで、左半身は水をしぼれるほどに濡れた。途中雲海の彼方に白山とおぼしき山塊が望めた。

 1時間ちょっとで、バス待ちの観光客が群がる弥陀ヶ原ホテルに着いた。ここからさらに静かな木道を歩く。

 15分ほどは歩き安かったが、木道は次第にボロボロになり、さらにクマザサに覆われて足もとが見えなくなった。歩きにくいから車道を下る。
 10時45分、弘法から「八郎坂方面」と記された木道を下り、15分で八郎坂の入口に着いたが「崩壊のため通行止め」。
 参った! 600メートルほど上の弘法のバス停まで引き返す。踏んだり蹴ったりだ。
 バス代とケーブル代で1510円。こんなことなら浄土山周辺を散策すればよかった。写真は撮れなかったけど、きょうも雷鳥に会えたのでよしとしよう。

 立山駅からバスで称名滝へ。駐車場の車に荷物を置いて1.3キロ上流の滝見台を往復した。

 下から見上げる称名滝は迫力抜群だ。4段に別れて350メートルを一気に落下する。滝の上は標高1400メートル、下は1065メートル。水量は毎秒0.5〜2トンだが、雪解けの時期は100トンになることも。

水量の多い時期は高さ500メートルのハンノキ滝も出現してV字にクロスする。10月8日、雨の日に出かけたらハンノキ滝が姿をあらわしていた。

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