登山は2年ぶりかぁ。
5時すぎに起きた。車で1時間ちょっとかけて旧八尾町・大長谷のキャンプ場へ。
林道が開通すれば車で頂上直下まで行けるらしいがまだ修繕中。
最初は林道を歩き、途中から尾根を直登する尾根道に入る。看板がないから地図が必要だ。
最初から急坂がつづく。スギと細い広葉樹が混じった森だ。炭焼きをして、スギを植えたけど手を入れられずこうなったのだろう。
林道を横切ってまた登山道。標高1300メートル前後になってなだらかになると、林床がクマザサの立派な広葉樹の森になる。
イワカガミやツツジ、山アジサイ?などが咲いている。
2時間半ほどで稜線上の草原に出た。広々とした原っぱ。炭焼きで木を切ったから湿原ができたのだろうか。地塘が点在し尾瀬のよう。ところどころ雪が残っている。
標高1500メートルちょっとの頂上では若者が1人ラーメンを食べていた。
東には雪をいただいた白山が見える。
7人ほどのグループが追いついてきた。さっさと出発。シャクナゲが咲いている。あと1,2週間でニッコウキスゲが咲くらしい。
雪渓を横切って木道を20分ほど歩くと、浮島のある地塘に着いた。背景に立山連峰がそびえる。
カエルの声やウグイス、カッコーの声が響き渡る。ウグイスは歩いている間もずっと声が聞こえていたが姿が見えない。
異界からなにかを伝えてきたようなのだけど、何を伝えようとしているのか…もどかしい。
味気ない握り飯を食べているとさっきのグループが追いついてきた。
13時40分にはキャンプ場におりて、温泉(460円)に入った。
温泉は昨年8月以来。汗を流してさっぱりはできるけど、ひとりじゃ楽しくはない。
【8月4日に再訪→】
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