遍路– category –
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遍路⑪室戸岬へ 尾崎〜金剛頂寺 20200207
6時すぎ、真っ暗ななかを出発する。星が見えないから高曇りらしい。暗いうちはいろいろなことが頭のなかを駆けめぐる。 50分ほどで椎名の集落に入る。ここには、和歌山県すさみ町の「エビとカニの水族館」のような「廃校水族館」がある。2001年に閉校... -
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遍路⑩自販機もない国道 宍喰〜尾崎 20200206
午前6時すぎ、真っ暗なかを出発。コンビニで握り飯2個とのチョコと茶を買う。これが朝昼飯になった。 宍喰はホテルを宿泊施設を兼ねた道の駅があったが、暗くて確認できなかった。 東の水平線がオレンジ色に染まり、宍喰港から次々に漁船が出航す... -
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遍路⑨信仰人は車でまわる 日和佐〜宍喰 20200205
さくら庵を6時半に出発。 薬王寺はライトアップされている。日和佐は門前町なのだ。旧市街を抜けると、田に霜がおりている。 1時間ほどで日和佐トンネル(690メートル)に。前回は直前から旧道に入ったはずだ。 よく見ると左側車線の歩道に「... -
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遍路⑧日和佐さくら庵の夜 20200204
バスと鉄道を乗り継いで日和佐に15時に着いた。 昨年11月に古民家を改修してできたばかりの「さくら庵」という宿を観光案内所で紹介してもらった。徒歩5分ほど。お寺の参道沿いだ。 混雑時は相部屋になるらしいけど1泊2700円と格安。朝ごはんは300円... -
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遍路⑦太平洋へ 平等寺~薬王寺 20190213
民宿のおばさんの嫁いだ家は車で20分ほどの所にあるが、この土地を買って最初は喫茶店を開き、10数年前に民宿に切り替えた。周辺はランやフキ、イチゴなどのハウス栽培が盛んだという。 薄暗闇の平等寺を見たくて 6時半に出発した。 目の前の道をま... -
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遍路⑥山寺ふたつ 鶴林寺~平等寺 20190212
7時前発。みかん畑をのぼっていくと、茅葺きの休憩小屋ができている。 簡易舗装の急坂を1.5キロ登ると水呑大師。ここからは道が国史跡に指定されており地道になる。太陽が差すと、杉の森に命の光が降り注いでいるようだ。 休憩用ベンチから眼下に那... -
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遍路⑤名物・立江餅 20190211
午前6時にホテルの外に出ると、雪がちらついている。しかもどんどんひどくなる。ザックカバーをつけて合羽のズボンをはいた。徳島市内に入って遍路標識が減って道がわかりにくい。スマホの助けを借りながら一本下流の国道の橋に出て、そこからは国道を歩... -
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遍路④徳島のまち 20190210
朝はおばさんが出てきた。「跡継ぎができてよかったですね」と言うと、「ひとりになったらよおせん、って言われてます」。 7時発。鮎喰川沿いを下る。きっと鮎が豊富なんだろう。 沈下橋を渡ると、完成度の高いかかしがいくつもある。阿川地区のかか... -
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遍路③遍路転がし 20190209
6時20分に真っ暗ななかを出発。 30キロ以上歩くときは5時には起きていたから「携帯のアラームの音がいやや!」と言いながら、筋肉痛の足を引きずって布団を出たのを思い出す。 寺に着くと空がちょっと明るくなった。裏手から登山道を20分たどると、... -
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遍路②吉野川の谷を横断 20190208
はじめて足の裏のテーピングをしてみた。 7時出発。昨日より寒くなり、旧道はひんやりして朝靄がたなびき、鳩の羽音が聞こえる。「朝はきれいなぁ」ってサルの言葉が聞こえてきそう。 20分で6番安楽寺。温泉付きの立派な宿坊がある。 旧道をたどる...