東北– category –
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喜多方の蔵とラーメンと素掘り水路+大内宿
蔵の町をまもった写真店主 2021年5月、二本松市の有機農家の取材のついでに36年ぶりに喜多方を訪ねた。 「あづま旅館」(素泊まり5500円)に荷をおろし、まちを歩くと、土蔵の多さにおどろく。 酒蔵はもちろん、新聞販売店も飲食店もふつうの店も土蔵... -
三陸へ④日本一のサメとカジキ 奇跡の一本松
日本一サメやメカジキがあがる魚市場 JR気仙沼駅から徒歩15分ほどの中心街「魚町」は、ちらほらと居酒屋がある程度だが、海沿いの堤防上にはおしゃれなカフェやFMラジオの放送局がならんでいる。 漁港は、近海の小型漁船から遠洋に行く大型漁船までず... -
三陸へ③児童ら84人が犠牲になった震災遺構大川小学校
女川から車で50分ほどで、東北最大の河川北上川の右岸にある大川小学校跡に着いた。 雄大な北上川となだらな山のあいだにあり、山遊びも川遊びもできる。1985年に完成した二階建てと平屋の校舎は、こじんまりしていて1年生から6年生までがまじわるのに... -
三陸へ②津波の犠牲者最多の石巻市、門脇小は火災で破壊
津波と火災におそわれた校舎小 役だった避難訓練 松島から北上して石巻市にはいると、だだっぴろい平地に新しい住宅が無秩序に蚕食するようにひろがっている。太平洋から700メートルほどの山際に震災遺構の門脇小がある。震災前は、海までびっしりと町... -
三陸へ①岩窟に石仏 松島の雄島は中世の霊場 津波被害が最小だったのはなぜ
福島は津波と原発事故におそわれた。原発事故がなくて津波の襲来をうけた地域となにがちがうのだろう? 宮城と三陸の海岸をたどってみることにした。まずは名勝の松島をめざした。 福島市から1時間も走ると宮城県にはいる。仙台を高速道路で迂回して... -
花巻でイーハトーブのなごりをさがす 宮沢賢治めぐり
プランターがない風景のやわらかさ 花巻は1998年3月と99年夏におとずれた。冬のイギリス海岸も、夏の風景も心にしみた。 1999年夏にYHで一緒になった関西のOLが、イギリス海岸周辺の風景に感動してしゃべりつづけていたのをおもいだす。「関東から神戸... -
カッパの神様になった遠野のカッパ淵のおじいさん
おばあさんが展示物 1999年ごろ、出張ついでに遠野物語の里をサイクリングした。「伝承園」は、昔の曲がり家の農家などを移築した観光施設だった。「米もビールもおいしいよね。水がいいからかな」とおばあさんに声をかけると、「山梨の孫も、ばあちゃん... -
千年の灯がともる「山寺」が生みだした経済と文化
岩にしみいるセミとは? 閑さや岩にしみ入る蝉の声 有名な松尾芭蕉の句は「山寺」と呼ばれる山形市の立石寺で詠まれた。 斎藤茂吉はこの蝉をアブラゼミと主張し、小宮豊隆は「しみいる」というのはアブラゼミに合わないことや、詠まれた日は7月上旬で... -
智恵子の安達太良山 「ほんとの空」は死の国だった?
仲睦まじい2人の透明感 「あれが阿多多羅山、 あの光るのが阿武隈川」 高村光太郎の「樹下の二人」は中学時代に魅せられて暗記した。 でも福島に通いはじめて、地元の人は「安達太良山」と呼ばず「乳首山」と呼んでいると知り、なぜ光太郎はよそもの言...
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