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沖縄に広まる熊野信仰 ニライカナイと補陀落が共鳴
2022年5月1日 熊野は「死の国」、水葬の名残は今も 2015年から2年間、熊野の山と海を取材してまわった。熊野は出雲とならぶ「死の国」であり、明るく清浄だけど薄っぺらい伊勢とは正反対の存在感を感じた。 花の窟 イザナミの墓は、古事記では出雲と伯... -
信仰の島・久高島 神の白馬は岩礁を走り去った
久高島は20年ほど前、岡本太郎の「沖縄文化論 忘れられた日本」を読んで知った。「後生(ぐそう)」と呼ばれる風葬の習慣が紹介され、海岸の洞窟に置かれた棺に横たわる白骨の描写が生々しかった。 12年に一度の午年の年、島で生まれた30歳(丑年)か... -
久米島 朝貢貿易の中継点に独自文化 石材の島の知恵と技術
観光客のいない白砂のビーチ 八重山諸島は何度も訪ねているが、本島の西100キロの久米島は訪ねたことがなかった。 泊港からフェリーに乗り、渡名喜島を経由して3時間半。兼城港におりるとがらんとした待合室と小さな土産物屋があるだけ。バス停も見あた... -
戦争で壊滅した城跡 21世紀もつづく「戦後」
首里城は2019年10月の火災で正殿や北殿など9施設が全焼した。その後、どうなっているのだろう。 戦争を生き抜いた石畳 那覇市中心部から徒歩1時間、「金城町石畳道」の坂を歩いた。首里城から国場川の真玉橋までの官道だった「真珠道」の一部で、沖縄... -
ゴーヤチャンプルーに二つの工夫
ゴーヤチャンプルーは何度もつくっている。でも料理教室で教わると新しい発見がいくつもあった。 しょっぱい島豆腐 牧志の公設市場の近くで買った島豆腐は塩味がついていて醬油はいらない。島豆腐は、海水やにがりで凝固させているからだ。 本土の豆腐... -
沖縄料理の特徴は……料理教室で勉強202203
庶民の台所 朝、先生と待ち合わせ、牧志の公設市場を案内してもらった。 周辺の商店街は土産物店だらけだが、かつては地元のための餅やお菓子類を売る店が十数軒もならんでいた。今も4軒ほど残っている。 公設市場は老朽化で建て替え中。仮設店舗にう... -
最高の沖縄そばは
沖縄に来たら沖縄そば。 今回最初に食べたのは残波岬の手前の「御菓子御殿」という施設にある「花笠」という食堂だった。 ラフテー(三枚肉=ばら肉)と、ソーキ(スペアリブ)と軟骨部分のソーキの3種類の肉をのせたぜいたくなそばとジューシー(た... -
2015沖縄9 みさき食堂・白保再訪 しま膳
朝起きたら大雨だ。離島に行くのはあきらめてレンタカーで石垣島を1周することにする。ガソリン代込みで1日4500円。 まずは郊外にある八重山平和祈念館へ。 八重山は米軍は直接上陸しなかったが、マラリアで多くの犠牲が出た。 軍によってマラリア有病地... -
2015沖縄8 川に落ちる滝 石垣の名店
集落にもどって、池田さんのお母さんの「殿様節」を見ながらコーヒーを飲んで休憩し、船に乗り込む。 水落川の河口部は、マングローブの森だ。西表には日本のマングローブ7種類がすべてあるという。 たこ足のように根が伸びているのはヤエヤマヒルギ。ま... -
2015沖縄7 最奥の船浮 再訪
昼ごろ、船浮集落に上陸する。左手の断崖に開いている洞穴は何だろう? 船浮は14年ぶりだ。港がきれいに整備されたような気がする。 人口49人 27世帯があるがそのうち11人が先生だから地元の人は16世帯。子どもは小学生4人と中学2人。ただし6人中4人は...