reizaru– Author –
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田辺湾の無人島巡り
海は鏡のよう。わずかな向かい風をこぎすすみ、2キロ先の神島には30分で到着した(平均移動速度4キロ)。 振り返ると田辺市街がくっきり見える。 海から立ち上がる崖にはミルフィーユのような地層がのぞく。崖の上は照葉樹林だ。巨木はシイだろうか。 ぐる... -
百間山渓谷201608
2011年の紀伊半島大水害で出入りできなくなっていた百間山渓谷が昨秋から復旧したと聞いた。 8月の暑い日に訪ねてみた。 田辺市街から1時間余り、日置川の支流熊野川の源流部にある。登山口には広々とした駐車場とトイレが整備されている。水害ではこの... -
熊野古道・カヌーで川の参詣道 上
熊野古道はほぼすべて歩いたのだけど、本来は舟で下る本宮大社から新宮までは、いまは舟がないから、自転車を使ってしまった。 せっかくカヌーを手に入れたから、その前半をカヌーで下ることに。 本宮大社の手前に、川原におりる道を見つけた。そこでカヌ... -
2015沖縄9 みさき食堂・白保再訪 しま膳
朝起きたら大雨だ。離島に行くのはあきらめてレンタカーで石垣島を1周することにする。ガソリン代込みで1日4500円。 まずは郊外にある八重山平和祈念館へ。 八重山は米軍は直接上陸しなかったが、マラリアで多くの犠牲が出た。 軍によってマラリア有病地... -
2015沖縄8 川に落ちる滝 石垣の名店
集落にもどって、池田さんのお母さんの「殿様節」を見ながらコーヒーを飲んで休憩し、船に乗り込む。 水落川の河口部は、マングローブの森だ。西表には日本のマングローブ7種類がすべてあるという。 たこ足のように根が伸びているのはヤエヤマヒルギ。ま... -
2015沖縄7 最奥の船浮 再訪
昼ごろ、船浮集落に上陸する。左手の断崖に開いている洞穴は何だろう? 船浮は14年ぶりだ。港がきれいに整備されたような気がする。 人口49人 27世帯があるがそのうち11人が先生だから地元の人は16世帯。子どもは小学生4人と中学2人。ただし6人中4人は... -
2015沖縄6 最奥の島の炭坑跡
朝9時、「ふね家」の池田さんという40代の男性が迎えに来てくれた。聞いたら船浮の資料館を開いた人がお父さんだった。残念ながら3年前に亡くなったという。車で聞いた彼の解説はおもしろかった。 道路に、眠気防止のためかガタガタと鳴る障害物がある。... -
2015沖縄5 西表滝歩き リゾート
6時半、日本最西端に近いだけあってまだ暗い。船着き場で豆入りの肉味噌とマヨネーズをまぶしたキャベツをのせたごはん(350円)と、チャンプル−やらスパムやら鶏肉やら卵焼きやらが載った弁当(450円)を買った。 石垣島は手作り弁当が豊富で安い。 40分... -
2015沖縄4 首里の瑞泉 辺銀食堂
ホテルの部屋からの那覇のまち。身分不相応なホテルもきょうでおわかれ。 9時から牧志駅方面に歩く。 川沿いの「危険」の看板に具志堅さん。そりゃかわいそうやで、と思ったら… 朝青龍だっけ? 共産党と公明党の事務所が川沿いにある。あちこちにタワーマ... -
2015沖縄3 辺野古と平和資料館 24時間食堂
レンタカーを借りてまずは辺野古へ。 途中のサービスエリアにきのう食べた田芋を使ったパイがあった。ヤギ乳といっしょに買って食べた。 辺野古の座り込みはまさに国道沿い。左右をキャンプシュワブに囲まれていて、その門の近くの歩道に仮設のテントがい...