神戸の母と千葉の姉と待ち合わせて北陸旅行。
和倉温泉の加賀屋に泊まる。
サービスが20年連続全国ナンバーワンに輝く名門旅館だけあって、
バッグパッカー姿の私たちにも、イヤな顔ひとつせず出迎えてくれた。
実は、車の駐車について電話で事前に希望を伝えたときも、その場ですぐ対応してくれたので、到着前から印象がとても良かった。
母を大浴場で入浴させるとき、さりげなく係の方が手を貸してくれて、さすがだなー、とあらためて感心した。
「お接待の心」条例まで作って、観光客の懐をアテにするどこかの地方の人には、この石川の「おもてなしの心」を見習ってほしいものだ。
しかしせっかく旅館の方が気を利かしてくれてアップグレードしてくれた広い部屋も、
「広すぎて落ち着かない。」「ちょっと値段間違ってるんじゃない!?」
と、最後までくつろぐことができなかったのが庶民の悲しいサガだ。
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