石川県輪島市にある「時國家」を見てきた。
能登に配流された平時忠の子、時國が近隣300石を統治してから
現在まで続く時國家の屋敷は、同じ形の根曲がり松を13本も集めて組んだ柱や、
手の込んだふすまや欄間など、見応え十分だった。
平家の落人伝説のイメージどころか、「配流」でもしっかり権力キープ。
いやぁ、エスタブリッシュメントはいつの時代も優遇されてるんだ〜。
なんかちょっとハラが立つ気がしなくもない。
関西からとおぼしき(たぶん、いや、絶対!!)オジサン達は、
ガイドのおばさんの説明を聞き終わった後、
「あんだけしゃべってくれはったら、値打ちやったな」と感想を述べていた。
目次