出雲の国– category –
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出雲の国
松江男子のたしなみ
昔の松江の若旦那衆は「茶室造りが趣味」だったのだとか。 言葉の裏には殿様商売で、欲がないという意味もあろう。 今は、「茶室」から「オーディオ」にシフトしてる気がする。 寒い時期、観光客が少ない季節、冬のおこもりのお楽しみ…なのか。 ... -
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いつも心に不昧公
引っ越しで松江を離れて10日、ようやく落ち着き始めた。 それまで文字通り、「一服」する間もなかった。 もし松江にいたら、どんなに忙しくても 「一服」を欠かさなかったのではないか。 いや、忙しい時こそ「一服」したはずだ!(断言) お菓子... -
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地味な島根の滋味な味
GWで町中の駐車場がいっぱいだ。 県の物産館にはおみやげを買う人でにぎわっている。 日本海側ということで、「物産館」には海産物も豊富に揃えてある。 でも、地元に2年おりながら、なんとおすすめしたいいか分からないのが、「めのはわかめ」だ... -
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裏表のある出雲人?
引っ越し先のあいさつ用に、松江のお茶を買いに行く。 売り場のオバサンに「今日は何を?」と聞かれたので、 「ホントは離れがたいんですけどォ~…」 と切り出すと、私に合わせて泣きマネしてくれた。 なんて共感力の高い人なんだ!! てか、松江のおばさ... -
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○○○○に刃物
「たたら」という製鉄の歴史がある島根は、今でも日立金属が安来市で操業しており、包丁や刃物を扱う店も多く、鉄とのゆかりが深い。 松江の京店に末広さんという老舗の刃物屋さんがある。 一昨年買った三徳包丁がとても使いやすかったので、記念に出刃包... -
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お手間いれます
クリーニング屋さんに洗濯物を取りに行ったら、店のおばさんに 「どーも、お手間いれます」と言って手渡された。 お魚屋さんで小銭でぴったり勘定をしたら、 「これはこれは…。お手間いれます」と、お辞儀された。 「お待たせしました」「ご面倒かけます」... -
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不動産屋1
2月末。松江への転勤が決まり、アパートを探すため不動産屋に寄ったときのことだった。 大阪から朝一番の飛行機で出雲空港に降りたった。 島根初上陸!第1印象は…。 期待に心を躍らせるも、深い霧でなんにも景色が見えなかった。 駅に降りたつ... -
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日本海側はうつになる?
2年前、松江に転勤が決まった時、何人かの人に忠告された。 「日本海側に行くと、うつになる人が多いらしいよ」 曇りの日が多く、気持ちがすっきりしないからだとか。他にも、 「日本海側の人は閉鎖的」とか、 「寒いので窓を開けて掃除できない」と... -
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団子かぜんざいか
……それがモンダイだ。 お気に入りの甘味処「月ヶ瀬」に寄る。 今日が最後かもしれない、と思うと、「おしながき」を持つ手にも力が入る。 「団子」にするか、「ぜんざい」にするか…それがモンダイだ! -
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ちょっこしシマネーゼ宣言
転勤で2年間松江に暮らした。 郷に入ればなんとやら。どうせなら島根人になりきりたい。 だけど実家の手伝いもあって関西と行ったり来たり。 しかも歴史の奥行きと文化の多様性ある島根は思いがけず難攻不落。 とてもじゃないけど、ネイティブ...