へたれの日常– category –
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へたれの日常
二の腕のたるみと歴史認識
たまにはかわいいのを着てみようと、お気に入りのTシャツを今年も引っ張り出してきた。腕を通すと、肩の当たりがキッツキツだ。ラグラン袖が脇に食い込む。あちゃー・・・。よく雑誌なんかに「女の子はちょっとポッチャリしてるくらいの方がいい」 と... -
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ゲロ戦記
自慢じゃないが私は胃腸が丈夫だ。滅多なことではお腹をこわしたりしない。夏ヤセどころか、アイスにうなぎにカレー、食欲が刺激されてむしろ太る。そんな私がこのところお腹の調子が悪い。夜中にどうしてもお腹が痛くなりおさまる気配もなく、脂汗をかい... -
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夏休みの宿題
姉と姪っ子が遊びに来た。中学生の姪っ子は夜、机に向かって夏休みの宿題のドリルをはじめた。「ねぇ、天智天皇ってさぁ・・」と姉に向かって質問。姉はふと思いついたように、クスクス笑いながら「ああ、歴史ならレイザルおばちゃんに聞けば?特殊な歴史... -
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敵地攻撃の是非2
私の父は、母や私たちに向かって暴力をふるったことがない。手を挙げない男性が当たり前だと思ってたけど、たまたま恵まれていただけなのかもしれない。だからたとえ甘えの気持ちからであっても、蹴ったり叩いたりはアカン、もうすまい、と思った。謝っ... -
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敵地攻撃の是非1
最近、ゴローとケンカした。というか、いつもながら私が一方的にキレた。お客さんとの話が弾み、ゴローはいつまでたっても寝る気配なし。気づいたら夜が明けていた。私は病院に行かなくてはいけなかったし、早く眠りたかったのだけど、話し声が気になって... -
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病院も世知辛く
父が肺炎で入院して、3日くらいして症状が治まったころ 婦長(師長)に呼ばれ、それとなく次の受け入れ先の話をされた。 病院もいよいよ世知辛くなってきた。 持病のある母が病院の定期検診に行き、薬を処方箋でもらうとき、 いつも1ヶ月分もらう睡眠薬... -
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父の入院2
7月末、K病院に入院。病院に連れてこられた父の表情は思いのほか明るかった。 散髪し、ヒゲもきれいに剃ってもらい、清潔な服装に整えられた父の姿を見て、施設の職員さんがどれだけ大切にしてくれていたかがわかる。入院の荷物も要領よくまとめられ... -
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父の入院1
父の体調が悪い。 7月はじめから発熱。いったんおさまったが、 誤えん性肺炎の疑い。「肺炎を悪くするのをわかっていながら、 これ以上口から食事を摂らせることはできない」と施設に言われる。 医師3名、看護士3名、施設職員2名がずらりとならん... -
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見た目が9割
父が肺炎のおそれがあるため、かかりつけ医の紹介の病院へ行った。はじめて行ったその病院は、郊外の住宅街の中にあった。外観からしてどーもなー、と気が滅入った。診察室に入ると、アタマの軽そうなニイチャンが、父の様子を見ることも、ワタシから日... -
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花よりもなほ
「花よりもなほ」を観た。せりふのひと言ひと言が意味をもっていて、しかも笑えた。登場人物である庶民たちの図太さ、したたかさに是枝カントク自身が重なる。「桜のように潔く散るまで」と、仇討ちを考えている主人公に対して語られたせりふ。「桜が散...