レイザル地域版– category –
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大阪からの観光客
昔ながらの商店街にまたがる松江大橋をむこうから観光客が渡ってきた。 「田中さん、どこ行かはったん?!」 「あんた何言うてんのん!!」 この大声、間違いなく大阪のオバチャンやぁ~……。 恥ずかしいので目を合わさないでおこうと避ける私を、シャイな... -
島根の文房具屋さん
オフィス用品を「アスクル」などで注文する会社が多いなか、 そのテの「フランチャイズ」が上陸しなかった島根には文房具屋さんがあちこちに残っている。 商店街にパピロという文房具店がある。もう商いを始めて70年という。 なんでもないフツーの店だが... -
「じんじゃー」の謎
武家屋敷の近くにある蕎麦屋に入ったときのことだ。 山形から観光できたおじさん2人が座っていた。 おじさんの一人が食べ終わった後、店員のお姉さんに向かって呼びかけた。 「おねえさん、じんじゃ、ひとつちょーだい。」 お姉さんは 「はっ?神社?です... -
殿様商店街の魅力
散歩中、地域情報のチラシを置くNPOセンターを発見。 昔松山にもいたというお姉さんとおしゃべり。 「松江の町は落ち着いてますね」と私が言うと、 「お店が変わらないからねぇ」と笑い、 「松江の人はあんまり外食をしない」とか 「10時と3時はお茶す... -
苦しうない2 手打ちにいたす
坂を上って、今日はいい運動になったゼ、と思いきや、登り切ったところに「さくら餅」の幟がはためいている。い、今しかないよね? 「さくら餅」は。紀香の元夫じゃないけど、誘惑に負けました……。(お約束) -
苦しうない 1
運動不足にならないよう、城までの散歩を日課にすることにした。前回、団子屋のワナにひっかかってしまったので、今日はグッとこらえてスルー。お城は満開の桜でお花見客でにぎわっている。天守閣までいってみることにした。(つづく) -
エテ公のお点前2
早速家に帰って準備する。 茶碗は無いけど、キョーコさん作の手頃なのがあった。 散らかったテーブルの上でしゃかしゃか・・・。 おお!なんとなくエスプレッソの泡みたくなったぞ! 利休もビックリ!「不昧公」ならぬ「エテ公」の野点でござる! 味? ま... -
「エテ公」のお点前
松山は「坊ちゃん」だけど、松江は「不昧公」だ。 その「不昧公」のお陰でお茶がさかんなんだと。 たしかに城の近くの石橋町あたりなんかは古い茶問屋がぽつりぽつり残っている。 駅前のサティにもお茶屋さんのテナントが2件入っている。 家で一服楽しめ... -
郷土愛を!
城下町のわりに松江の人は謙虚だ。 「島根の人はビンボーですけん」 「田舎ですから」 不動産屋も中古車ディーラーも商店街のおじさんも口を揃える。 県民調査をすればたいてい下から3つに入るからだろうか。 でもそんな自虐的なことでは竹島は「帰れない... -
花よりダンゴ
ソバにいてくれるだけでいい~♪ こちらは「出雲そば」が有名だ。 てか、それしか楽しみがない。 午後から雨が上がり、城まつりの音に誘われ、町に繰り出す。 がしかし。ガイドブックにも載ってる観光客向けの店ですら、16時をすぎるとしまっている。 お...