レイザル地域版– category –
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勇気ある撤退
ゴローが一週間の夏休みがとれたので、白馬登山に行くことにした。天気予報はずっと雨マーク。 とりあえず長野まで行ってみたもの、天気は悪そう。 小布施に1泊、善光寺を観光。 さらに白馬のふもとの素泊まり宿で天候の回復を待つが雨マークは変わらない... -
だ・ら・ば・ば・あ
隣のばあちゃんはよくじいちゃんに「ダラババアッ!」と怒鳴られている。(「ダラ」とは馬鹿なとかアホなという意味) 自分でも、指を頭のところでクルクル回し、パッ!と開いては 「ダラババアやさけな!」と、口癖にして居直っている。 そして熱心な真宗... -
GMT46
ウサ子が関西から遊びに来た。 食いしん坊のウサ子とイワガキやノドグロ、サザエなど能登の海の幸をたらふく食べた。 めくるめくお魚の日々。 最終日、朝市で干物を送るウサ子。 なじみの屋台でおばちゃんが 「あんたら観光客やないさけ、生の買うていき!... -
アマノミクス
海士町という漁師町がある。代々サザエやアワビを捕る海女漁を生業としている地域だ。去年の夏、近くの造り酒屋に地酒を買いに行くと、あわびの肝の塩漬けを、さらに塩抜きのために練り粕に漬けたものをもらった。海士町の漁師が家でいしる(いわしを塩漬... -
神の粉(こな)
宇出津のあばれ祭りは、6本のたいまつの周りを40基のキリコ(巨大灯籠)がめぐる火祭りだ。 たいまつが崩れ落ちるたびに火の手がボッと舞い上がる。 担ぎ手は火の粉をかぶり、キリコに燃え移った火を座布団で消す。 観覧席にいても炎の熱さが伝わるほど... -
わてわて詐欺!?
お国言葉を使って安心させる詐欺グループがあるのだとか。 「わてわて詐欺」も、実際あるのかもしれない!? -
ニッカーっす!
能登町・宇出津のあばれ祭りを見に行った。ふだん静まりかえった商店街もこの日は夜間営業! 手芸屋の店頭にある、御輿を担ぐときに肩に当てる座布団のカラフルさに惹かれて店に入ると、祭りの時に着る法被や柄物のシャツがずらりと並んでいた。 子供用の... -
ポパイになれ!
以前、「朝市」で漁師タケシの「ブリカツ」(ブリのフライ)を売ったときのこと。 タケシはチ●ピラの見張り番のごとく、私たちの背後から通行人を眺めていた。 「どうしたら子供たちがサカナを食べてくれるんやろ〜」 近年の「サカナ離れ」は、輪島のよう... -
輪島コレクション
ホームセンターのマネキンが夏の作業着を着ていた。 「農ガール」っぽさを目指したような目新しさもなく、ここらのばあちゃんのまんま「ユニフォーム」でした。 -
輪島のばあちゃんファッション
5月の連休明け。日差しはきつくなってもまだ冷える日もある北陸。 数少ないイタリアンのレストランに入ってきたばあちゃん。 「なんかこれでわしが食えるもんくれ。病院の帰りやさけ、こんだけしかカネがねぇ」と、700円差し出した。 「ここは麺しかな...